雑学

【雑学】ガリにピンクと白があるのはなぜ?

お寿司のお供といえば

 

お寿司は日本のソウルフードの一つ。CMで流れる某チェーン店や、そこでテイクアウトしたりスーパーマーケットでパック入りのものを買ったりとお寿司は身近な食べ物。

 

 

お家で皆で食べる時なんかは、狙っていたものを誰かに取られて喧嘩になったり…という食卓の賑やかさも日本ならではかもしれませんね。

そのお寿司には、影で支える大切な物があります。醤油や香りと程よい苦味で一息つけるお茶も食事には相棒的存在。

が、まだあります。お寿司のチェーン店のテーブルの隅や、スーパーマーケットのパック寿司の隅に必ずと言っていいほど、けれど奥ゆかしくちょこんと身を置く物。それはガリです。

 

 

ガリには色がついている物とついていない物がありますが、それはどうしてなのでしょうか。

色が違うわけは

 

ガリはお寿司の味を楽しめるように、合間に食べて口の中を一旦リセットする役割を果たします。

 

 

採れて間もない新生姜は酢によって色がつき、時が経った老成(ひね)生姜はあまり色がつかないとのこと。人工着色をしていることもあるそうです。

ガリを手作りする際は、新生姜のピンクの部分を残すと出来上がりが自然なピンク色になります。

 

新生姜と老成生姜について

 

 

新生姜は水分を多く含み、皮も白っぽいです。旬は6月から8月。老成生姜は収穫してから2か月以上経ったものを指し、金色を帯びた濃い茶色をしていて新生姜よりも硬いです。こちらの方は通年出回っていて、薬効成分が新生姜より高いそうです。

 

 

生姜といえば漢方薬を連想させますが、中国ではおよそ7割に使われているそうです。

インドでは紀元前から保存食や医薬品に使われていましたが、ヨーロッパにも輸入はされましたが栽培は難しく、生薬として使ったとのこと。中世には需要が高まり、イギリスでは1ポンド(約450グラム)が羊1匹の値段と並ぶほどだったそう。

 

 

半分生姜の紹介(ダジャレではなく)のようになりましたが、ガリの素朴な疑問についてでした。