体の仕組みというのは思ったよりも複雑で、未だ解明されていないことも多い。
体のコンピューター的存在であって、しかしながら僅かしか使っていないと言われている脳もそれの一つ。
けれど、脳がナントカ~と言われてもそう簡単に見られるわけでもないため、「ふぅん…」でその話は終わってしまいがちです。
ミイラ作りを盛んにしていた人々は興味を示したかも?脳もご丁寧にかき出して壺に入れてたわけですから…
ですが、直に手で触れることができる「頭皮」なら、まだ現実味があるのではないでしょうか。
お風呂に入って、体をお湯で濡らしてから頭と体を綺麗にしますよね。
頭を洗う時、強く指でこすりすぎたり爪を立てたりしていませんか?
洗い残しがないようにと、つい力が入ってしまうのも分かりますが、生理中の女性の方は気を付けた方がいいかと思います。お腹の痛みが増すかもしれません。
そもそも生理痛とは
一見関係なさそうに思える頭皮と腹部の痛み。しかし、これにはしっかりとした根拠があります。
そもそも生理痛とは、針ほどの隙間しかない子宮口を血液のかたまりが通ろうとする際に起きるもの。血が固まりやすい人と固まりにくい人がいるため、生理痛の有無や痛みが重かったり軽かったりと個人差が出ます。
つまり固まりにくい人は、細い細い子宮口を血が無理なく通ってくれるのであまり痛みを感じないということ。
生理痛もち女性陣からしたら羨ましい限りです…
生理中にシャンプーがNGなワケ
なぜ生理中のシャンプーがよくないと言われるかというと、頭皮と子宮の関係にあります。
この二つは神経で密接に繋がっていて、頭を水で濡らすと子宮口が収縮しやすくなります。針ほどの通り道がさらに狭くなると、生理痛が重くなりかねません。
夏のエアコンや冬の冷えた空気で、生理痛が急にひどくなったことはありませんか?やはり「冷え」は子宮にもよくないようです。
昔の応急処置で、病で子宮から大量出血した際には頭を水につけると良いとされていました。
まるで、頭皮と子宮の関係はつぼマッサージみたいです。生理中にシャンプーをする際は、あまり刺激を与えない方が、お腹に優しいということ。