私たちにとって平仮名や漢字などは馴染みある文字ですが、ローマ字を使う国が圧倒的に多い世の中です。
今時、小学生でも英語の授業時間が増えているというじゃないですか。現代社会では、漢字だけでなく英語もある程度分かれば、ちょっとは助かりそうです。
しかし!
文法があり過ぎてチンプンカンプン。単語一つにも文法によって全く違う意味が違ってくる。例えば「art」が「芸術」以外にも「技巧」「人工」などの意味があるのはまだ分かるけれども…。
どうやら向こうで日常的に使う英単語は、800~900程度しかないらしく、それさえ憶えてしまえば楽なようですが…。
テストで英語満点を取ったことのある筆者でも、英語はさっぱりです。ただ覚えただけで、それは頑張れば誰でもできます。
作業的に覚えないといけない授業は今思えば苦痛でした…。
未知なる文字
ところで、語学的に見て日本の近くで面白い文字を使う国があります。
それは韓国!
韓国では「ハングル」が使われています。アルファベットでも漢字でも平仮名でもない、不思議な文字たち。
ユーチューブで韓国の方が投稿している動画を見ていると、ハングルの文字が表示されることがあって、何て読むんだろ?と思っていました。
どうせこんなに言葉が溢れている世の中なら、一つでも日本語以外の言葉を知りたい。
色々なパーツが組み合わさっている漢字が好きな身としては、なんとも魅力的でミステリアスに映ります。
そうして、不思議で未知な世界のハングルを学ぼうということになったわけでして。興味本位です。
どんどん読めるように
そこでお世話になっている一冊がこちら。初心者にオススメです。
まさしくハングルに初めて触れる人向け。画像付きで見やすくて、文も理解しやすいです。
文字と身の回りの物との結びつけで、あっという間に覚えられる。
そこからヒントを得て、自分でオリジナルの結びつけを作ってみても面白いと思います。
文字解説のすぐ下に、様々な看板や商品のパッケージなどの画像が載っていて、覚えたばかりの文字を見つけるという楽しみもあります。ページを進めるごとに、画像から「あ、これ習った文字!」と読める文字が増えていくのが嬉しい。
とりあえずハングルに触れてちょっとずつ覚えていこう!という印象。小学校でも「あ」から順に学んでいったのと同じですね。なぜそんな形なのかとか、小学一年生で考えることはあまりないでしょう。
大きくなって一度に考えられる量が増えると、未知なものには毎度「何故?」と考えてしまいたくなる。そういったことは、後でじっくり学んだらいいと思います。「い」が「以」ということも随分後で習ったように。
意外と似ている
「~ニダ」「~ヨ」など、韓国の言葉はちょっとかわいいイメージがあります。
でも、意外と日本語と似ています。
例えば、「新聞」は「シンムン」。「到着」は「トチャク」。
「タクシー」は「テクシ」。「蛙」は「ケグリ」(これは雰囲気で)
カタカナ表記の言葉は向こうでもほぼ同じのようです。
今のご時世、あちこちお出かけしにくいですが、この機会に異国の言葉を学んで楽しむというのもいいかもしれませんね。