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漢字検定の級ごとの料金と申し込み方法・受けるにあたっての注意点

漢字検定

公益財団法人 日本漢字能力検定協会が主催しています。漢検は登録商標。

ただの略語じゃなかったという新事実発覚。何度も受験したのに改めて調べるまで知らなかった…

 

受験方法について

まず、検定は受験しようと思ったら受験申し込みをする必要があります。

受験日に急に友達の家に来たみたいに、受けたいんです、と言われても会場側は大変困ります。お引き取り願います、と中には入れて貰えません。

申し込み方法は四つあります。

・インターネットでの申し込み
・コンビニでの申し込み
・取り扱い書店での申し込み
・取扱機関(新聞社など)での申し込み

今ではコンビニで何でもできてしまうんですね…。さすがコンビニ。

インターネットが一番楽だと思います。でも受験申込書を手書きで書いて送るのも、緊張感があって頑張ろうと気が引き締まります。あと書いてポストに入れるという行動が現実味があって、申し込んだという記憶がしっかりと刻まれるのではないでしょうか。

書店に行くと、黄色がイメージカラーの漢字検定の受験日が載ったポスターが貼ってあることがあります。受験申し込みの時期がきましたよということと、ここの店では申し込みを受け付けていますよ、ということを知らせています。

ポスターのデザインや言葉が個人的に好きです。気になる人は見てみて

書店で願書を貰う時はそこで検定料を払います。ですから、お金を持たずにふらーっと行って願書をくださいと言っても貰えませんので注意を。

願書や封筒など必要なものを渡してくれます。

必要な物は、検定について書かれた冊子と糊で一つにまとめられているので、受け取った後に持ち帰ったら封筒だけどっかにいってしまったということは無いでしょう。よほど雑に扱わない限り

書店で願書を貰った場合、受験票を記入して封筒に入れてポストへ投函します。

より詳しく四つの申し込み方法を知りたい方は公式サイトへ!

そこでは受ける級の目安チェックもできますので、どの級を受けたらいいかわからないよーという方はそちらもやってみてください。問題数は10問ですぐできます。

料金

筆者が受けたのは何年も前で、現在は少し値上がりしていました。早めに受けた方がお得というやつですね。

1級 5,000円
準1級 4,500円
2級 3,500円
準2級~4級 2,500円
5級~7級 2,000円
8級~10級 1,500円

 

受験日について

検定は年に三回開催されます。6月・10月・翌年1月~二月中の日曜日。日にちまでは毎年同じではありませんから要確認。

またCTB受験と言って、コンピュータを使って受験をすることもできます。こちらは、受験日当日にどうしても都合が合わない方や、内申書や履歴書に書くために早めに合格したいという方、不合格だった級をすぐに受け直したい方が受験するようです。

コンピュータを介して受験するからといって、質が落ちるわけでもなく、通常の紙で受けるものと同等です。気は抜けません。

近くにこのシステムを導入している会場を調べる必要と、日程などが会場で異なる為よく確認することが肝要です。当日会場へ行ってみたら実施日の勘違いで受けられなかった、ということにならないようにしましょう。

それぞれの都合に合わせて受験できるのも漢字検定の良いところですね。

 

個人と団体

受験会場には個人受験と団体受験があります。個人は高校の受験のように各々が時間に合わせて会場に行き、そこに集まった人と一緒に受けます。

団体は二つに分けられます。団体受験は会場設置をする条件を満たしていないとならないことと、準会場と団体公開会場では受けられる級も違います。準会場では2級まで、団体公開会場では1級までを受けられます。

 

受験

受験には、受験票が必要です。受験票は検定日の一週間前に届きます。

ただ、届けてくれる郵便配達の人に事故などトラブルが起きてしまった場合届かないことがあります。あと申し込み書に住所の記入漏れがあると届かないことがありますから、マンション名などもきちんと書いておきましょう。四日前になっても届かない場合はすぐに協会へ問い合わせを。協会は、会場へ問い合わせをしないようにと注意喚起しています。

受験票には証明写真を貼る必要のある級があります。準2級から1級です。前もって写真を用意しておくと後が楽ですね。

※準会場の場合、証明写真は必要ありません。

受験を開始する前に、会場側から説明を受けます。始めて受ける方は、なるべく早めに会場に行って席に着いておきましょう。解答用紙上部に決まった記入方法があるので、説明の途中や試験開始になってから席に着くと、どのようにして書くか分からないということになり得ます。

答案用紙は機械に通す為、ボールペンで書いてはいけません。文字を消しゴムで消せる筆記用具を持って行きましょう。自分に合った鉛筆やシャープペンシルがあれば、当日はより捗ると思いますよ。

また、試験時間は級によって違うので、2~4種類まで受験することも可能です。

ただ一日試験を受け続けているとかなり脳みそが疲れそうです…。集中力のことも考慮して、1つか2つに留めて置いたほうがいいのではないかと思いますが、それは各々脳や気力と相談してください。

最後に

 

最近では、携帯やパソコンでパパっと打って、変換して文字を記入することが多くなってきました。実際に書こうと思ったら、あの漢字のあそこってどうなってたっけ、とぼんやりとしか思い出せないということも多くなってきているのかもしれません。

一筆ずつ書いて歴史の産物でもある漢字をしっかりと身に着けて、勉強したことをより日常に役立てることができたら良いですね。

この記事を読んで、興味が出たなという方は、ぜひ検定受験を検討してみてください。友達同士や親子で受けるのも、モチベーションが上がって良いと思います。

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