道草を食う

生理用品ソフィの言葉はきっと女性を救うだろう

女子な話。

 

生理用品は様々な工夫がされ、女性により快適に過ごしてもらおうと開発側は頑張ってくれている。

最近では画期的な履くタイプのナプキンもCMで流れている。

商品と肌が合わなかったり、つけ心地が悪かったりすると別の商品に乗り換えることができる。選べる幅があることのありがたさ。

世界には男女の性別があり、もちろん外と中の性別が違う人もいるが、体的にいうと生理があるかないかに分かれる。

 

 

いくらでもいる女性が個々に体の悩みを抱えてしまうのはなぜだろう?

人それぞれ生理の重い軽いがあるけど来るものは来る。それを前提に女性は互いに生理はそういうものだと無意識に共有し合っているからだろうか。あるいは本能的に。

少し前、性関係でこんな話があった。それは、ある百貨店で実施されたことで、女性店員は生理中であることを示すバッヂをつけるというもの。これは暫くしてやめられたそうだ。

もっと生理に対してオープンになろうといったような目的で、生理に悩む女性が店員に気軽に相談できるようにというのも含まれる。

いくら世の中に女性がいようと、自分の体は一つ。その中で起きる問題は千差万別。確かに相談しにくくはあるだろう。もちろん男性が傍にいるからとか、例えば相談しようと思ってもその相手が生理が軽い人であったりとか。

 

 

結局、どう苦しいのかは自分自身が身を以って知っているだけで、自分と傍にいる女性が同じ苦しみを知っているかは定かではない。そんなこともあって、一括りに生理って嫌だよね、と片付けてしまうのだろう。

だから、オープンにもならないし女性の一部分の間や個人で解決してしまう。女性には女性の強さがあるんだと言えばそれまでだが…。そういった話をするのを好まない人もいるだろう。

女性の体の悩みが人々の影に息を潜める中、支えてくれている生理用品には様々な気遣いがある。

例えば、ナプキンを開ける時の音を抑えられるような材質を使っていたり、吸収率が高く漏れにくい形になっていたり。デザインも随分おしゃれなものが増えた。

コンパクトサイズで小さいバッグにも入れられるような商品もある。たしかに、せっかくのお出かけなのに生理用品を入れたポーチがバッグの容量を圧迫するとなるとテンションも下がってしまう。

 

 

旅行にも大いに役立つことだろう。外泊する日数だけのナプキンの嵩が減る分他の荷物も詰められる。予定日が近いけどそれまでには家に戻って来るから入れなくてもいいや、荷物になるしと思っても、やはりあったほうが安心はする。そんな時に分厚いナプキンではなく、薄いナプキンだと荷物の隙間に滑り込ませておいたらちょっと安心。生理用品だけを買いにコンビニや店に行くのは面倒なものだ。

筆者に至っては、自分の予定日が近くなくても必ず通学鞄に入れていた。他の女の子が必要になるかもしれないから。絆創膏と一緒。

そんな女性たちを支える生理用品を製造する会社の中に、ユニ・チャーム株式会社がある。

ユニ・チャームで有名な商品と言えばソフィがまず上がるだろう。ちょっと生理の話からずれるが、kiyoraという商品がある

kiyoraが何かを知っている人はどうしてずれるか分かるだろうけれど、一応説明をしておくと生理以外の日につけるシートのことである。おりもので下着が汚れるのを防いだり不快感や気になるにおいをなくすシート。

ともかくそれについてのこと。

一つの外袋の中にぎっしりとおりものシートが入っているわけだが、その一つひとつにこう書かれていた。

 

 

素敵な日でありますように♪

まさにおまじないの言葉。小さな物に書かれた一文だが、実際に目にするのと内心で思うのとでは違う。しかもトイレで一人の時に目にすると、ソフィの気遣いや応援が伝わってくるようでもある。

他にも、

こころもからだもリフレッシュ♪

笑顔でいることキレイの近道♪

とささやかではあるが言葉の贈り物がある。

ただ生理用品だからと一括りに見るのではなく、たまにはまじまじと見るといつも使っている生理用品の気が付きにくい気遣いに気づくことができるかもしれない。

ところで、こういった商品は今後どのように進歩していくのだろう?テレビみたくどんどん薄くなっていくのだろうか…。

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