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読書感想文①~選ぶのも力の一つ~

読書感想文ってどうやって書いたらいいの?

読書感想文って…なんだか気が重くなる人も多いのではないでしょうか。

いざ原稿用紙を机に広げて本を傍に用意して、書こうと思ってもその言葉に身構えたまま十分経過。いつの間にか空白のマスをいっこいっこ数えていって…って数えている場合じゃありません。

かく言う私も苦手でした。数ある宿題の中でもなかなかその防壁を破れずに、他の宿題が終わっても一人立ち続けていたのが読書感想文というものでした。

全員が本が好きで、文を書くことが好きだったら、新学期に先生から早く出しなさいと言われる焦りと宿題が終わらないもやもや感は無くなるのでしょう…。

書き方についてはこちら

https://kuromia.jp/2019/09/dokushokansoubun2/

読書感想文をする意図は?

そもそも、皆に白色に線が書かれただけの紙を渡すか自分で用意させて本について書くことに意味はあるのでしょうか。そう思ったので、調べて参りました。

小学校学習指導要領(平成10年度改定)は国語科の教育内容として「書くこと」の能力を育てるため「事象と感想、意見などとを区別するとともに、目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること」について指導することとし、また、「読むこと」の能力を育てるため「書かれている内容について事象と感想、意見の関係を押さえ、自分の考えを明確にしながら読むこと」について指導することと定めている。

引用:Wikipedia

学校側も色々と生徒たちのために考えてくれているのだな、というのが率直な感想です。それは当たり前ですが、与えられた宿題の用紙はそんなことを語ってくれません。読書感想文にはこんな意味があったのです。

さぁ、意味を知れたから書けるぞ!

…そういうわけにはいきませんよね、事実だけでは筆記用具を握る手は動いてくれません。

世の中には本がいっぱい

klimkin / Pixabay

 

本といっても数はアホほどあります。だからこそ、どれを読んだらいいかという作業から始まって余計に気が滅入ってしまいます。

図鑑で読書感想文を書いた人もいるくらいですから、かっちりしたイメージを持たずに、頭を柔らかくして本と向き合ってみましょう。

…図鑑の感想文を書くって個人的に興味をそそられますが

本屋に行ってたまたま目についたものを手に取るのも良し、家にある本でも良し、図書館で借りてくるも良し。この作業も宿題の一部で、きっとその努力はいつの日か役に立つはずです。

昔話や童話などもいいですね。昔の言葉があったりして意外と面白いし、今でも使われている言葉のもとになった言葉を知ることもできます。そういうのって大人になっても、新たな発見をしたようなうきうきとした子ども心に戻る感じがします。言葉に歴史あり、です。

また、偉人たちの名言が集まった本も、読書感想文に書けます。

登場人物と自分を比べて、ここが似ているとか、全くの正反対だと思ったりしたら書けます。

うんうんと共感できたり、心動かされるものがヒントとなるのです。

それぞれの本の表紙の内側には、様々な人の想いが込められています。だから文の表情や書き方が違っていて、本の数だけその世界が存在します。

現代では液晶画面を通して本を読むことができます。ですが、ここはぜひとも紙の本を読んでほしい。なぜなら直に本の存在が目に見えるから。

これだけのページを読んだぞ、という達成感は大切です。達成感は人を前に進めてくれます。 …とはいってもそれだけ手軽且つ身近に読書できるようになったので効率を考えると(-“-) と、とにかく、読むことや感想文書くということにあまり身構えないでということです!

ちょっと近所の友達の家や店などに出かける気分で、本を手に取ってみてはいかがですか?

きっと、中の住人はこころよく出迎えてくれることでしょう。

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