遥照山から一番近い駅はJR金光駅。
そこから歩きだと、準備運動には良い距離。
道もマップを見ながらで行けるような、そこまで複雑ではない。
こちらが目印の泉勝院。
この泉勝院の門の前には、右側へ続く道(アスファルト)があり…
少し坂を登るとこのような道が左手に現れる。
RPGの主人公らはこんな道から山を越えて、新たな町でストーリーを展開しているのだろうか…と思わせる雰囲気。
一応、「遥照山登山口」の看板が壁代わりとなっている山肌に。
近隣情報によると、遠足で登る道でもあるらしいが…。
入ってすぐに中ボス。少しレベルも上がってやくそうも何個か拾って、宝箱で掘り出し物の(というより誰の?)武具を手に入れたくらいのボス。
いやどんなハードな遠足?と坂を見上げる。先生は尚更大変だ…。
まぁここで一休みしていきなされ、といわんばかりに岩がドスンと座っている。というより、半分道が塞がっている。でもこのまま進み続けて大丈夫。
角ばった岩の横を通り過ぎる時は、決まって脳裏にわらび餅がよぎっている。
丸いタイプもいいけど、やっぱり四角いやつの方が高級感あって美味しく感じるよな…と思いつつ。そして、こんなにでかいわらび餅は流石に飽きるよな…と。
湿気に溺れそうになりながらも、しっかり山の景色は見る。ただ普段歩きなれない道を苦しみながらわざわざ歩いている時、ふと目を奪われる自然の景色。一瞬だけ疲れがリセットされたような軽さがある。
所々に案内版。猪とか大丈夫かな~と思っていたが、この辺りはサルでしたか。
途中で何度か分かれ道に出くわしたものの、とりあずまっすぐ突き進んだ結果、2時間で目的地の温泉へと着くことができた。
(分かれ道で急に曲がってみたい欲が出て、急な坂道を這い上がってみたら、巨大な鉄塔の間をくぐる道となっていたが、そこにはハチがナワバリ警備をしている姿があり数分考えた末に引き返したのが正解だったというのは逸話である(?))
それにしても、温泉目当てに山を登る自分も時代離れしている。
テレビで見かけたような、茶道具をリュックサックに詰めて山を登り、お抹茶を点てて飲むというのも良い…。